SSH海外研修4日目
4日目も無事に終了しました。
本日の午前中のプログラムで、グローバルリンクシンガポールのプログラムは終了しました。午前中のプログラムの前半では、シンガポール南洋工科大学(NTU)の佐藤裕崇教授の講演を聞きました。本日の講演の写真等は著作権の関係で掲載できませんが、どのような研究をしているかは、下記のリンク先を参照していただけると幸いです。講演の中では、どのような「動機」を持ち、何が「問題点」であるかを明確にし、「熱意」をもって研究に取り組むことをお話ししてくれました。是非、本校の生徒も今後の生活に生かして欲しいです。
Hirotaka Sato Group | Nanyang Technological University
昆虫サイボーグが人命救助へ、シンガポール南洋工科大日本人研究者チーム(シンガポール) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース - ジェトロ 後半では、NTUに留学している4名の日本人留学生からお話を聞きました。「中学・高校時代にやっておくべきこと」について、探究活動や課外活動に積極的に参加することで、きっかけや危機感を感じることができ、今後の自分の在り方を考えることができることや高校時代に大学でやってみたいことを見つけることで、それが自分の意思となり継続的な力に変換することが可能になる話を実例を交えながら語ってくれました。
午後には、マリーナ・バラージを訪問しました。シンガポールは水源がなく、また突発的な豪雨なども頻繁に発生するため、水に対して科学技術を用いた対策が行われています。マリーナ・バラージは、貯水、洪水対策、そして持続可能な都市構想などの新たなライフスタイルを提案する拠点として機能しています。水資源や自然環境が豊富である日本の治水技術や都市計画と対比しながら、シンガポールにおける持続可能な都市計画の取組について理解を深めることを目的としました。また、群馬県は内陸に位置するため、水源や河川での治水を学ぶ機会は多いが、河口域での治水を学ぶ環境に乏しいのが現状です。そのため、河口域における治水の科学技術を学ぶ絶好の機会であったと思います。